休息時間を制する

筋力トレーニングのセットとセットの間にどれだけ休息をはさむか

これもよく聞かれる疑問の一つです。

初心者にみられるのが

ほとんど休憩をはさまず、せっかちにセットをこなすパターンと

セット間に長々と話をしてしまい休憩が長く、セット間に休憩というより、休憩の間にセットを行うパターン

極端に短いか長いかになりがちです。

必要な休息時間はトレーニングの狙いやその人のトレーニング状況によって変化します。

一般的に・・・

筋力やパワーを向上させるため非常に重い重量を扱う場合は約2~5分の休息をはさみます。

これは、ベンチプレスなどのコアエクササイズや難しいテクニックを必要とするものでは長く

逆に補助的なエクササイズでは短く設定します。

筋肥大を目指す場合は約30秒~90秒を目安に休息をはさみます。

筋肉のサイズによって時間が変わります。

筋持久力を狙ったトレーニングを行う場合は30秒以下の休息をはさむことが多いです。

これは、軽い重量で何度も反復するようなトレーニングを行うためです。

上記の休息時間設定はあくまでも基本となる一般的な時間で

ここからトレーナーは個人に合わせて時間を設定していきます。

また、意図的に休息時間を短くしたり長くしたりするトレーニング方法もあります。

トレーニングを始めたばかりの方で、難しくてよく分からないということでしたら・・・

きつくて、難しいエクササイズの時は2分ぐらい

難易度の低いエクササイズでしたら1分ぐらい

という感じで良いと思います。

初心者の方で重要なのは、

フォームが維持できなかったり、すぐ疲れるほど短かったらダメ

筋肉が冷えてしまうほど長かったらダメ

ということです。

回数や重さと同時に休息時間にも注目してみてはいかがでしょうか?