筋トレは往復切符を持っている!?

筋力トレーニング中の筋肉を見てみると、筋肉が伸長したり、収縮したりしています。

少なくとも何回かダンベルやバーベルをあげるとしたら、何回かは伸びたり縮んだりするでしょう。

ここで少しだけ専門用語を

筋肉の収縮にはいくつか分類があります。そのうち、

コンセントリック収縮・・・筋肉が短くなりながら力を出す

例えば、ベンチプレスで押し上げる局面、アームカールで腕を曲げる局面

エキセントリック収縮・・・筋肉が伸びながら力を出す

例えば、ベンチプレスで下す局面、アームカールで腕を伸ばす局面

(厳密に言えば短くなる、伸びるも違うのですが・・)

だいたい初心者の方でも意識しやすいのは、コンセントリックの方でしょう。

しかし、トレーニングの成果を左右する要素として、エキセントリックの方も無視できません。

どちらの局面もスピードをコントロールした状態で行うことが大切です。

よく、ラットプルダウンで引くときは力強く行っているのですが、伸ばす時に一気に力をゼロにして

重力に任せて腕を伸ばしている方を目にすることがありますが、これでは効果半減です。

筋力トレーニングは片道ではなく、往復だということを忘れないようしてください。