日常生活と同様に、トレーニングを行っていると不幸にも怪我をしてしまう場合があります。
継続的にトレーニングを続けるために、怪我はさけたいものです。
今回は手首について取り上げたいと思います。
かくいう私も手首の痛みと付き合いながトレーニングを続けている一人です。
日常生活は当然のこと、ウエイトトレーニングにとって手首は非常に重要です。
なぜなら、ダンベルや、バーベル、マシンのバー、ぶら下がるためのバーなど
手で何か負荷がかかるものを支持する場合、それがどの部位を鍛える種目であれ
同時に手首への負担が発生してしまうからです。
手首は非常に複雑な構造で、いくつかの小さな骨と関節で構成されています。
そのおかげで、回転させたり、内転外転、屈曲伸展させることができます。
逆にいえば、負担がかかりやすく、構造が複雑が故に
トレーニング中に痛めやすい部位の1つと言えるでしょう。
手首の怪我を防ぐために、
ウエイトトレーニング中の手首の位置(形)に注意しましょう。
例えば、ベンチプレスやアームカールなどの際に手首が折れ曲がるような形になっていないでしょうか?
軽い重量から保護ギアに頼りすぎていないでしょうか?
もうすでに痛めてしまっていて、どうしても軽い重量から必要である場合以外は
頼りすぎるのは考え物です。手首を鍛えるための機会を奪ってしまっているかもしれません。
それによって、重い重量に挑戦する際のウィークポイントになりえますので注意が必要です。
リストカールやリストエクステンションなどで手首を鍛えましょう。
このトレーニング自体は非常に地味で、気持ちよくパンプアップするようなものでもありませんが
上記のように、これによって得られる他種目への影響は大きいといえます。
大きな力を重りに伝えるためのつなぎ目である手首は重要であり
いったん怪我をしてしまうと、回復までの時間もかかります。
日常生活にも不便を感じることでしょう。
普段のケアがとても大切です。