よくテレビや雑誌などで
「たった○ヶ月で○kg減量!」などというキャッチコピーを目にすることがあるでしょう。
もし体重が落とせるなら、早ければ早いほど、落とせるだけ落とせるほど良いと思いますよね!?
しかし、いったん冷静に見ていく必要があります。
例えば、急激な低炭水化物食でダイエットをしたとします。最初の方は非常に効果を実感することができますが、
これが、2、3か月も続けていくと代謝が大きく減少してしまって思うような効果を得られなくなります。
これは、低カロリーダイエットにおいてもです。
食事だけでなく、ランニングなどの有酸素運動でも、続けていくとだんだん消費カロリーが抑えられて
当初のような効果は得られなくなってきます。
つまり、短期間で集中して行うダイエットは無理があるのです。
もし、クライアントに「1ヶ月で8kgどうしても落とさないといけない!」と言われれば
実現できますが、おすすめはしません。(どうしても理由があるのなら引き受けますが・・・)
私自身、現役の時には1ヶ月で10kgの減量を何度も行ってきました。
しかし、ダイエットを成功させて、その体重を長期的に継続させたいと思うのなら
わざとらしい程にゆっくりなペースで減量に取り組みましょう。
低炭水化物食の時にでも場合によっては高炭水化物食を摂取しますし
低カロリー食の時にでも場合によっては高カロリー食を摂ります。
こうすることによって、代謝能力の低下を防ぐことができるなら長期的に見ればプラスに作用するのです。
一気に、短期間で減量をしようとすれば、長期的には失敗するでしょう。