ただ押し上げる種目ではない

以前にも、ウエイトトレーニングのビッグ3というものを紹介しました。

ベンチプレス、スクワット、デッドリフトです。

これらは、体作りをする上で押さえておきたい種目といえます。

この中でも、スクワットは脚の幅や膝の向き、骨盤の位置、バーを担ぐ位置など

さまざまな注意事項がありテクニックを必要とする種目であると理解してもらいやすいし

実際に、テクニックを必要とする種目です。

では、ベンチプレスはどうでしょうか?

ベンチに横になって・・・・あとはバーを持ち上げるだけ

と思われがちですが、細かいポイントがたくさんあり、実はテクニックが必要な種目なのです。

さらに、胸を鍛えておけば単純に挙げる重量が増えるというわけではありません。

バーを下して挙げる動作には様々な筋肉が連動しています。

例えば、バーがトップポジション(上の方)では上腕三頭筋が重要ですし

ボトムポジション(下の方)では広背筋が重量な役割をします。

また、動作全体では三角筋(肩)が安定させるカギとなります。

さらに細かいところでは、脚や臀部、腹筋も拳上の為には重要です。

多くの筋肉が関与する点においてベンチプレスはまさにビッグ3の1つといえます。