テレビや雑誌などでは次々に「体に良い食材」「○○に効く食べ物」「○○のための栄養素」など
紹介されているのを目にすることがあると思います。
それらの中でも少し注意をする必要があるポイントがあります。
ここでは簡略化するために食材に含まれるものを「良い物」と「悪いもの」と
単純にざっくりと分けて考えてみたいと思います。
Aには良いものが100、悪いものが0であればこの食材は完璧に良いものと言えるかもしれません。
では、Bは良いものが100、悪いものが100だったとしたらどうでしょうか?
メディアではこのBであっても良い100にフォーカスして、体に良い食材と紹介されていることがあります。
では、Cは良いものが50、悪いものが100だとしたら?これでも良いものと紹介していることが多々あります。
Dは良いものが300、悪いものが200だとしたら、良いものも悪いものも多く含まれていることになります。
これは、体に良い食材と言えるでしょうか?
Eは良いものが3、悪いものが1だとしたら?これは、量自体が少なかったり、体に大量には摂り入れることが
難しい場合などです。他の食材と比べると、いい成分も摂取量が少なくなってしまいます。
これも悪い食材ではないですが、効率的とは言い難いでしょう。
A~Eすべてに「良いもの」が入ってはいるのですが・・・
このように、「良いもの」だけをフォーカスして取り上げれば良い食材と言えるものでも
逆に「悪いもの」にフォーカスすると積極的に摂取すべきか非常に微妙な食材も沢山あります。
もし可能なら積極的な摂取を開始する前に、リサーチをしてみると良いかもしれませんね。