ウエイトを持ち上げることが筋力トレーニングではない

ダンベルやバーベル、マシンでのトレーニングは
特定のウエイト(おもり)を持ち上げる作業です。

しかし、正しく定義し直すと・・・

ウエイト(おもり)を上げ下げする作業です。

下げる動作こそが
トレーニングの”おいしい局面”
といえるのです。

力を使いながらウエイトを
ゆっくり戻す作業は
伸張性筋活動と
呼ばれています。

筋肉が伸びながら
筋力を発揮している状態です。

この時に
筋繊維の損傷が起こり
速筋繊維の動員が大きくなる
という研究結果があります。
(専門的に言うとZ線の乱れ)

つまり、筋肉を発達させる上で
重要な局面ということが言えます。

ここをレップ(回数)の間と
捉えるのではなく
ここまでがレップだという
認識が大切です。