前回はトレーニングで追い込む方法として「スーパーセット法」を紹介しました。
スーパーセット法では、反対側の筋肉(拮抗筋群)を組み合わせてトレーニングを行います。
今回紹介するのは、同じ部位の筋肉(共同筋)を組み合わせる方法
(厳密に言うと、共同筋群で動作の方法は異なるものを組み合わせます)
それが「コンパウンドセット法」です。
たとえば、上腕三頭筋でしたらトライセプスエクステンションとディップスであったり
大腿四頭筋でしたらフロントランジとレッグエクステンションとかを組み合わせたりします。
今回のコンパウンドセット法も前回のスーパーセット法と同様に
休憩をはさまずに、続けて1セットずつ行います。
この方法をとると、連続で同筋群をトレーニングするため
狙った部位に強い刺激を与えることができます。
前回のスーパーセット法、そして今回のコンパウンドセット法のデメリットとしては
使用する器具の問題があります。
連続する2つのトレーニングが続けてできるように、器具が位置的に近いものを
考える必要があります。
また、1つ目のトレーニングをしている間に、次使うものが他の誰かに使われ始めた
ということもありえます。
また、強度が高いために集中力やエネルギーが途中で切れてしまって
普通にやった方がよかったなんてこともありえます。
しかし、しっかりとこの方法でトレーニングができたらパンプ感を得ることができるでしょう。
ただし、あまり頻繁に取り入れるとオーバートレーニングの可能性もあるので注意してください。