筋肉を大きくするために用いる筋力トレーニングの回数は10回(レップス)前後だといわれます。
例えば、アームカールをする時に10回を1セットとするトレーニングを行うと
筋肥大を起こすことができるということです。
なぜこの回数なのでしょうか。
まず、筋力トレーニングを開始すると一部の遅筋繊維と呼ばれるものが動員されて
収縮を開始します。しかし、それだけでは力が足りないとなると「様子がおかしいぞ、応援を頼む!」
ということで、サイズの大きい速筋繊維というものが助けに入ります。
(これは一瞬の出来事で助けに来た瞬間は分かりません)
何回でも持ち上げられるようなウエイトだと、主に遅筋繊維のみで処理を行います。
この時に細胞内に副産物が生成されて蓄積されます。
この副産物が筋肥大にとって重要になるのです。
実は軽いウエイトでも筋肥大を起こすためのポイントがあります。
それはまた次の機会に・・・。