自分の体型や体格を知るために、いくつかの方法と指標を用いることがあります。
と書くと難しそうに聞こえますが、馴染みのあるところでは、体重をはかったり、メジャーなどで腹囲などを実測したりして「最近ちょっと体型くずれてきちゃったなぁ」というのも体型や体格を知る方法です。
今回は、BMI(Body Mass Index)というものを紹介します。BMIは雑誌やテレビなどで目にしたことがある方も多いかと思います。
BMIは身長と体重からわかる体格指数で、一般的に肥満度の目安になると言われています。
計算式は
体重(kg)÷身長(m)²=BMI
※身長はcmではなくmです。cmで計算するととんでもない数値が出ますので注意。
日本では
18.5以上25未満を普通体重として、それより小さいと低体重、大きいと肥満としています。
しかし、このような方法や指標には付きまとう問題として、万能ではないということも覚えておいてください。
BMIは単に身長と体重の関係だけをみていますので、たとえばボディービルダーのように
筋肉によって体重が多い場合でも肥満となることもよくあります。
これは体重測定やメジャーによる実測でも同じことが言えます。
体組成がわかる体重計も増えてきましたが、それでさえも完全に信用できるものは少ないと感じます。
ですから、必要に応じて”目安”を選んでいくとよいでしょう。
(計量を前にしたボクサーにはメジャーより体重計が必要でしょう)