特定のスポーツのためにトレーニングをしている場合には
そのスポーツに求められる特異性、能力を考えてトレーニングプログラムを組みます。
その時に、単に筋肉を付けたい人向けでは禁止するような動きをあえて求めることがあります。
たとえば、鍛えたい主働筋以外もしっかりと動かして、勢い(チーティング)を使ってトレーニングをすることなどです。
もし、そのスポーツのパフォーマンスを向上させるために必要な動きであるなら、
この動きをすることが大切になってくるのです。
「このトレーナーは相手によって言ってること違うなぁ」と思ったら
もしかすると、トレーニング自体の「目的」が違うのかもしれません。
目的によって正解と不正解が入れ替わったり、ルールが変わったりしていきます。
逆にいうと目的こそがとても大切になってくるということもいえます。