GI値は敵なのか

ダイエットを考えるうえでグリセミック指数(GI値)を基準に

考える方法が一般化して時間が経ちました。

GIとは糖質がブドウ糖に分解されて

血中に放出される速度を表した尺度の1つです。

高GIの食品を摂るとインシュリンが大量に出るので

結果的に脂肪の代謝が阻害されてしまいます。

こうなると、高GIは悪い者のように感じますが

単純にそうとらえるのは早合点でしょう。

運動中に摂取をすると効率的なエネルギー源として

使われます。

また、運動後に枯渇した糖質(グリコーゲン)の補充をするため

高GIのものが利用できます。特に、運動後45分間はグリコーゲンの

補充が効果的に行える時間が存在します。その時間以内に摂取すると

よいでしょう。

また、GIとカロリーは全く別物です。

高GIで低カロリーのものもありますし、低GIで高カロリーのものもあります。

単純に高GIが悪いというわけではなく

タイミングを見て意図的に摂取することが大切でしょう。