運動の強度をはかる方法はいくつかあります。
皆さんも「しんどいな」とか「楽だなぁ」と感じながら運動をしているでしょう。
これも一つの強度をはかる方法です。(主観的運動強度といいます)
他にも心拍数をはかることも一般的だと思います。
今日は代謝当量(METs)を紹介しようと思います。
METsの難しい説明は省きまして・・・要はどれだけ体が酸素を必要とするかをみて
どれぐらい激しい運動かを示す という方法です。
安静時を1METsとして、その何倍きついか数値で表します。
いくつか例をあげてみましょう
2.5 ストレッチング
3.0 時速4kmでの歩行
4.0 アクアビクス
5.0 テニスのダブルス
7.0 自由形でゆっくりと続けて泳ぐ
8.0 時速8kmでの歩行
10.0 時速9.7kmでのランニング
14.0 時速13.7kmでのランニング
というように数字が増えるほどきつい運動であることが分かると思います。
疾患などにより医師から「何METs以内の運動なら可能だと判断します」という場合は
この指標だと考えてください。