これまでにも、肩関節について当ブログでも何度か取り上げてきました。
何度取り上げても良いほど繊細な部位であり、故障を抱えている方も多い部位です。
肩の痛みが出ると、肩を鍛えるために行ったトレーニングを原因として探りますが
他にも痛みがでるのには、さまざまな要因があります。
肩をすでに痛めていたり、肩を痛めたことがあり弱いという自覚があるなら
ビハインドネックプレスやビハインドネックラットプルなどの種目は避けた方がよいでしょう。
私自身も特別な理由がない限り(アスリートの競技特性)ビハインドネックのラットプルダウンは
行うことがありません。
肩の角度が不自然になり、その状態で高重量を扱えばさらに肩への負担が増えるからです。
もし、通常のベンチプレスで痛みが出る場合は試しにベンチに角度をつけた
「インクラインベンチプレス」に切り替えてみてください。
肩の角度が少し変わるので、改善する可能性があります。
トレーニング者に限らず、体の痛みの原因にはその部位に近いものから遠いものまで
様々なものがあります。
注意深く観察しても、その特定は難しいものです。