これまでにも腹筋も他の筋肉と同じであるということをお伝えしています。
例えば腹筋をシックスパックに割りたいと考えるなら、腹筋を肥大させる必要があるので
ウエイトなどで加重しながら腹筋のトレーニングを行う必要がある。といったことです。
そこで「腹筋も筋肉なので鍛えすぎると肥るんですよね?」
という質問を受けることがあります。
この点を考えるときに2つの事を考える必要があります。
1つはトレーニングの仕方
もう1つは、鍛える部位(今回は腹筋)です。
まずはトレーニングの仕方について
例えば、トップマラソンランナーは肥っているでしょうか?
おそらく多くの方がノーと答えるでしょう。痩せるためのトレーニングとして最もポピュラーなのがランニングです。
「走ると肥るからやめておく」という方を今のところ見たことありません。
しかし、「2時間も体を動かす=2時間どこかの筋肉を動かし続ける」
ということですよね?
トレーニング=肥る
と単純化されるのならこれは矛盾になります。
ランニング中に使われているどこかの筋肉が肥っていなければおかしな話になってしまいます。
しかし、実際には足でさえも引き締まっています。
確かに、ウエイトやマシンなどで加重を行ってトレーニングをすると”程度の違い”があれど
筋肉が筋肥大をする可能性はあります。
筋肉を肥大させて腹筋を浮き立たせたいのであれば、他の筋肉と同様に10回前後できる重さで加重を行って
トレーニングを行うと良いでしょう。
反対に、引き締めたいのであれば自重か、マシンで同程度の重さでトレーニングをするとよいでしょう。
ただし、経験上気づいているトレーニング愛好家の方も多いと思いますが、重いウエイトで腹筋をトレーニングしていたとしても簡単には肥大していきません。(これについては次回のブログで)
腹筋をトレーニングして肥ったという方の中には、それ以上に脂肪がついていることが原因で肥って見える
ということも多いでしょう。認めたくないか、腹筋を悪者にしたいのかは分かりませんが・・・
次回はもう1つ考える必要がある「部位」の問題についてお伝えしようと思います。