誰もがトレーニングを効率的に行いたいと思っているし
実際に、そうであるべきだと思います。
しかし、あらゆる物事において、プロの目からは効率的ではないものを目にすることがあると思います。
「そこにこだわるなら、こっちを考えた方が効率的だなぁ」というような感じです。
これはトレーニングにおいてもよくあることです。
そこで、効率性の1つのカギは明確さです。
例えば、「足の筋肉を付けたい」という目標を立てたとします。
さて、優先度を上げるトレーニング種目は何でしょうか?
スクワットなんか良さそうですね。足を鍛える代表的なトレーニングです。
では、「足の”特にふくらはぎ”の筋肉を付けたい」と少しだけポイントを明確化したとします。
こうなると途端に優先度を上げる種目はカーフレイズになります。
確かにどちらも足の筋肉を鍛えたいという目標に違いはありませんが
ターゲットが明確になったために、効率的な鍛え方に違いが出てきました。
スクワットでも多少はふくらはぎを鍛えられるので間違いとは言えませんが
効率的ではないと言えます。
明確さは力である。同時に、明確さは効率性である。
より、目標を明確にしてその道筋を効率的にしていくことが大切です。