変化で進化する

トレーニングジムにいると、毎日のようにトレーニングしている人が

「全然やせないのよ~」「全然筋肉がつかないよ」

と言っているのを耳にすることがあります。

よくよく観察してみると、その様な人は毎日同じ内容で同じルーティーン(順番)でトレーニングしている場合があります。

話をした人の中には数年間も変化のないトレーニングをしていたケースがありました。

そこで、トレーニングには変化が必要だということを念頭にプログラムを組んでみてください。

私がパーソナルトレーニングをさせて頂くとトレーニングパターンの多さに驚かれることがありますが、これこそが瀬戸口メソッドの中心になっているものです。連続して同じトレーニングになることもありませんし、もし10回のトレーニングを受けて頂いても全く同じになることはありえません。

このブログではこれからトレーニングを始める方や始めたばかりの初心者の方向けですので、

いきなり多くのバリエーションやトレーニングテクニックを覚えて頂かなくても大丈夫です。

ちょっとした「変化」をつけてあげてください。

例えば、これまで有酸素系トレーニングだけをしてきたのなら、マシンでの筋力トレーニングを加える

いつも有酸素系トレーニングをしてから筋力トレーニングをしていたのなら順番を逆にする(カロリーにつ

いて言えばこの方が効率は良いです)

いつも下半身の筋力トレーニングをして上半身をしていた順番を逆にする

これなら簡単でしょう!?

もちろん最初のうちは毎回変える必要もありません。

人間の体は刺激に対してしだいに慣れていく習性があります。

このことが冒頭で述べた「長年同じトレーニングをしても変化がでない人」に当てはまっている可能性があります。

最初のうちはどのようなトレーニングでも、それは新しい刺激ですので大丈夫ですが

続けていくと変化が鈍くなるか、維持程度になると思います。